食と料理の本<カレー記念日>黄レンジャーにおすすめの一冊

食と料理の本

●カレー記念日 浅田次郎、平松洋子ほか20名の執筆者: 中央公論新社編、中公文庫2024年12月発行、880円(税込)

私のインスタ&ブログに投稿頻度の多いメニューがカレー。

カレー大好き、黄レンジャーです。

そんなカレーのエッセイを楽しめる本が、「カレー記念日」です。

20人の作家が書いた作品を集めた、オムニバス形式の文庫本。

カレーって、誰しもが懐かしく思うメニューですね。

子供の頃に食べたお母さんの手作りカレー。

ルーはもちろん西城秀樹のバーモントカレーや、千葉真一と野際陽子のジャワカレーでした。

学生時代に食べた学食カレーや自炊したカレー、お世話になったよレトルトカレー。

ランチで食べた繁華街のスタンドカレー、カレーライス1300gを20分で完食すれば無料だったCoCo壱番屋。

最近流行りのスパイスカレー、カレーパンにカレーまん、カレーうどんやカレーラーメンなど、カレーの話題は尽きません。

この本で、個人的に私が惹かれた内容は、冷たいご飯に温かいカレーをかけたり、逆に温かいご飯に冷たいカレーをかけて食べる話。

身近にそういう食べ方を好きな人がいるので、思わずなるほどと納得しちゃいました。

私自身は、温かいご飯に温かいカレー以外は認めたくない派なのですが。

そして、私の敬愛する作家である東海林さだお氏のカレーパンの空洞の話も笑えました。

昭和世代は食べ物の空洞なんて許せないのに、何故かカレーパンの空洞は許せてしまうなんて、同感です。

その他、様々なカレーのお話が満載です。

カレー好きな人に、オススメの一冊でした。

黄レンジャーは、ぜひご一読を。

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