●中華食堂SHUREI 和歌山県岩出市: ランチA SHUREIの気まぐれ飯 (この日は麻辣湯) 1380円、炒飯変更+300円 (いずれも税込み)
今年の大ヒット映画の「国宝」。
最近映画を観るのはアマプラばかりなので、映画館に行くのは久しぶりでした。
3時間近くある長編映画ながら、近年の邦画では秀逸の良さでとても感動しました。
映画で、主人公が屋上で歌舞伎を演じる印象的なシーンのロケに使われたのが、ホテルいとう。

ホテルいとうがあるのが、和歌山県岩出市。
「国宝」の聖地巡礼に、岩出市を訪れる人も増えたとか。
いとう近くのJR岩出駅から徒歩一分にあるのが、中華食堂SHUREIです。

新・町中華とでも言うべきお店で、若い店主と女性スタッフさん (奥様?) の二人で切り盛りされていました。
次々とお客さんが来店するなか、手際よく料理を作る姿が印象的でした。
ランチメニューが充実しており、AからGまで7種類あります。

行く前は、Eのエビチリにしようと考えていました。
しかし、Aの本日の気まぐれ飯が、麻辣湯と知り即決でAにしました。
実は辛いスープが大好きなんですよね。
そして、ご飯は当初の計画どおり、炒飯にグレードアップしました。
お昼にもアラカルトメニューがありますが、周りのお客さんはやはりお得なランチセット注文がほとんどでした。

しばらくして料理が到着。

見た目が綺麗で丁寧に作られたランチに期待が高まります。
特に麻辣湯は、見た目から辛くてうまそうです。

まずは麻辣湯から一口。
じんわりした辛さとエスニックな甘さが混在する、とてもおいしいスープです。
あとを引くうまさで、具材はエビ、きのこ、キクラゲ、青菜、白菜、タケノコ、豆腐、春雨など盛りだくさん。
食べ応えのある麻辣湯でした。
炒飯は、チャーシューやエビの入った、しっとりかつパラパラの不思議な食感系。

これまたおいしく、麻辣湯によく合いました。
+300円の価値は十分にありますよ。
サイドを固める、前菜3種盛りやサラダ、スープもとにかく丁寧に作られたおいしいもの。


デザートの杏仁豆腐は、今まで食べたなかでもネットリ感があり最高でした。

麻辣湯は食べ進めるほど、麻と辣が重なり汗が噴き出てきました。
辛いものを食べると咳き込むのが、最近の私のパターン。
今回も終盤にむせ込みました。
スタッフさんから「辛さ大丈夫でしたか?」と心配される始末。
しかしこの複雑な辛さがうまいんです。
食べた後の満足感がきわめて高く、夜にここSHUREIで四川系の料理をつまみに飲みに来たいなと思いました。
また和歌山線にゆらゆら乗って、岩出に行こうと思います。
いいお店を見つけました。
まさに「国宝」級のおいしさ。
かつお値打ちなので、聖地巡礼の際は、ぜひSHUREIのランチを。
あ、言い忘れていましたが少しおすそわけいただいた、エビマヨ。

実はこれもうまかったです!


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