イイ店!<鮨幻酢:おまかせコース>最初から握り寿司が登場するおまかせコースが素晴らしい

イイ〇〇!紹介

●鮨幻酢 大阪府和泉市: おまかせコース 1万円

久々にA級グルメの投稿です。

これまでも行かせていただいた、お気に入りのお店「鮨幻酢」へ。

大阪市内からだとJR阪和線で天王寺駅から快速約20分で和泉府中駅に到着、そこから歩いて2~3分のロケーションなので、便利な場所に店はあります。

幻酢は2023年春にオープンし、はや2年半が経過。

店名のごとく酢(シャリ)とネタにこだわりがあり、赤酢を駆使しています。

若い大将のセンス溢れるおいしい寿司が食べられるお店です。

高級寿司店では「時価」という響きにビビりますが、幻酢ではお品書きがあるのでとっても安心ですね。

握りは一貫ずつ注文可です。

一品のアラカルト、おまかせ五貫千五百円や十貫三千円などに加え、おまかせコース(要予約)は、六千円、八千円、一万円の3種類です。

毎回選ぶのが悩ましいながら、今まで六千円のおまかせコースで十分楽しめ満足してきました。

しかし今回はお祝いで特別なため、満を持して初の1万円おまかせコースを予約しました。

通常、寿司店のコース料理では、つき出し(前菜)から始まって、お造り、焼き物、酢の物、煮物、天ぷらなどに続き、最後に寿司という流れが多いかと思います。

このため、寿司を食べる頃には、すでにお腹一杯に…。

これでは、せっかく寿司を食べに来た意味が無くなり残念です。

しかし、幻酢ではコース序盤から握り寿司が登場します。

ここが個人的にかなり嬉しいポイントです。

今回出てきた料理順に並べると……

イカのウニのせ

いよいよスタート。

盛り付けがかわいくて、のっけからうれしくなりました。

イカもウニもうまいなあ。


炙りサワラ握り

初っぱなから握りが登場です。

炙っているのが最高なんです。

このサイズ感も、ばっちり。


甘エビ(福井県産)握り

甘エビのねっとりした旨味に参りました。


白子湯引き

ここで小鉢です。

さっぱりしたポン酢で、口中をリセットできます。

白子も濃厚でうまかった。


アワビ肝ソース+追いシャリ

そして幻酢名物、一番人気のアワビ肝ソース。

アワビの歯ごたえと肝ソースの旨味を楽しみます。

肝ソースを残しておいて、追いシャリを入れてもらいます。

肝ソースとシャリを混ぜて食べるとたまらんうまさです。

毎回これを食べに、幻酢に来るようなもんですわ。

ラーメン屋の混ぜそばで、最後に追いメシを入れてもらうのが定番ですが、ソース(タレ)を余すところなく最後まで楽しめますよね。

それと理屈は同じです。


鮪赤身握り

さあ、ここで握りの寿司ネタの王者であるまぐろの登場です。


鮪中トロ握り

赤身も中トロも旨味抜群、シャリとの相性も最高でした。


ほっき貝握り

今回何度も「うまあ」と声に出てしまいましたが、このほっき貝の歯ごたえを感じた時が一番大きな声だったかも。

包丁で細かい仕事をしているので、舌触りが良くうまさの秘密ですね。


白子天ぷら

1万円のコースで料理の量が多い場合を危惧して伝えていたら、通常では出ない白子の天ぷらを出していただけました。

ポン酢で食べる白子とはまた違い、少し火が入ることで味わいが変わって、これまたうまい。


足赤海老(和歌山産)握り

和歌山で有名な足赤海老。

甘エビの濃厚さとはまた違って、海老の風味をさらに感じる一品でした。


銀鱈西京焼き

ここで焼き物が挟まれます。

西京味噌の香ばしい焼き加減、Goodでした。


痛風丼(イクラ、ウニ、トロ)

なんと、その料理名は痛風丼。

うまいものは体に悪いのか?がテーマとなる、背徳のおいしさあふれる丼です。

ちなみに私は体質的に、魚卵系や飲酒をしても尿酸値が上がりにくい体質なので、堂々と食べました。

ちびちび食べながら、日本酒との相性も抜群でした。


茶碗蒸しイクラのせ

余計な具が入らないプレーンな茶わん蒸しに、イクラが乗せられていい感じ。

出汁の味を楽しめました。


お口直しネギ巻き

満を持して巻物登場。

ネギでさっぱり口直しできます。


鰻握り

さっぱりした後は、こってりうなぎの手巻き握り。

メニューの流れが良く、飽きないです。


・蛤一口出汁麺

そして、蛤の出汁で食べる温麺を。


・手作りプリン

〆のプリンまで完食、満足できました~。

このように、寿司と寿司の間に一品料理が挟まれて出てきます。

あくまでメインはお寿司なのがよくわかります。

シャリは小ぶりで酒のアテに最高です。

一品一品が綺麗かつ丁寧に作られ、おいしくて最後まで楽しめました。

飲み物は、生ビールから始めて、品揃いのいい日本酒へ。

黒牛(和歌山)

飲みなれた和歌山のお酒。

黒牛は吟醸よりも純米酒の方が好みです。

洗心(新潟)

なかなか手に入りにくい奇跡のお酒とのことでした。

パワーを感じる日本酒です。

巻機(新潟)~まで、ついつい飲み過ぎてしまいました。

お酒を変えるごとに、お猪口を選ばせてくれます。

私は毎回このうさぎのお猪口がお気に入り。

店内は綺麗でカウンターのほかに、小上がりの座敷もあります。

スタッフの皆さんも優しくいい感じのお店です。

私個人的な趣味からすると、間接照明などでもう少し客席側の明るさを落としたほうが高級な雰囲気が出るような気がするし、静かに流れているとはいえ音楽はいらないかもと毎回思います。

しかしながら、満足度はきわめて高いお店であることは間違いないです。

酢を含めて日々幻酢のお寿司は進化しているお話も聞けたので、今後さらに楽しみです。

また節目のタイミングで、A級グルメを堪能しに行かせていただこうと思います。

ごちそうさまでした~若大将頑張れー!

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