●インデアンカレー 大阪・梅田:インデアンカレーレギュラー830円+生玉子50円
久々に梅田のインデアンカレー阪急3番街店に。
★インデアンカレー公式HP:https://www.indiancurry.jp/
阪急3番街店のメニューは、インデアンカレーとハヤシライスの2択。
店舗によっては、インデアンスパゲッティーやミートスパなどもありますが、もっぱら私はインデアンカレーばかりです。
他のメニューは食べたことがありません。
インデアンカレーのレギュラーが830円。
オプションを店の入り口で店員さんに伝えて、合計料金を先払いするシステムです。
ルーダブル+500円、ルー大盛りが+200円、ピクルス大盛り+70円、ライス大盛り+50円、玉子+50円のオプション構成。
甘口、中辛、辛口などの辛さの指定はできません。
私はいつもレギュラーに生玉子を乗せるのが定番です。
たしかにレギュラーのルーはちょうどぴったりくらいの量なので、もう少し欲しいところではあります。
ただし、ルー大盛りの+200円にちょっと抵抗があるので、めったに増量はしません。
さらにルーダブルというのは、+500円で相当量のルーがかかっていると思いますが、あまり周囲で注文しているのを見たことはないです。
ピクルス大盛+70円は、思った以上に増量してくれますので、気分が乗った時には大盛にしています。
ライス大盛も+50円なので格安。
玉子+50円は、玉子価格が上がっている現状からすると妥当かなと思います。
さて、レギュラー+玉子の全体像はこちらです。
楕円形のお皿に合わせてライスも楕円形に盛られています。
そして全体にルーがかかっています。
中央には生玉子が。
とても柔らかくておいしいビーフは、いつも基本的に2個だと思います。
キャベツのピクルスは、甘酸っぱくて美味しい。
玉子をどのタイミングで潰すか、ビーフをどのタイミングで食べるか、ピクルスは小皿のままで食べるのか、それとも福神漬けのようにカレーのそばに移動させるか毎回悩みます。
ただ基本スタイルで私は、生玉子は中盤に差し掛かるころに味変として潰します。
最初から潰す人、混ぜ込む人、最後ギリギリまで潰さずキープする人など様々です。
ビーフの食べ方にも個性が出ます。
私は均等派。
すなわち、食べ初めに1個、中盤もしくはラストに1個で、満遍なくビーフを楽しみます。
最初においしいものを一気に食べる習慣の人は、ビーフがすぐに無くなるし、なるべく楽しみは置いときたい人は最後まで2個残っています。
見ていると面白いです。
ピクルスについては、私はそのたびごとに小皿からフォークを使って少しづつ食べます。
おもむろにピクルスをカレーの上に乗せて、すかさずルーと一緒に全体に混ぜ込む人もいます。
この食べ方は自分としてはありえないので、その行為をみると少しびっくりします。
注文するオプションも人それぞれ、食べ方も人それぞれということです。
みんなの食べ方を観察するのもインデアンカレーの楽しみの一つかもしれません。
基本的にどの店舗もカウンターメインですので、よく様子がわかりますよ。
さて、インデアンカレーの味の特徴ですが、最初の甘さと後から来る辛さの大きなギャップを楽しめるのが唯一ここのカレー。
甘さはフルーティーとしか表現できないほど、かなりのフルーティさです。
そして甘いカレーだなと油断してると、スパイシーな辛さが一気に来て汗ばみます。
決して激辛とかではないんですが、奥深い辛さが拡がる感じです。
この甘さから辛さへの絶妙な時間差攻撃はどうしてできるのか?
不思議ですが、これが誰しもが共感するインデアンカレーのうまさなんですよね。
私はラーメンやうどんなどと同じく、B級グルメの雄であるカレーをたくさん食べてきましたが、インデアンカレーは、この甘辛ギャップカレーの王様だと断言できます。
そしてインデアンカレーのおいしさを引き出す要因として、忘れてはならないのが「水」です。
★孤独に・・水までうまい:https://ryori-bandai.com/2022/02/24/indian/
以前も記事に書きましたが、汗がにじむスパイシーさがあるので、冷たい水が必須です。
この水を飲んで口内がリセットされると、またカレーを食べたくなり、甘辛時間差攻撃を楽しみ、そして汗をかき、また水を飲む・・・・この繰り返しです。
この冷たい水があるため、うまさ倍増しているのは間違いありません。
ですので、お水がなくなことだけは避けたい気持ちはみんなあると思われます。
その事を十分承知しているカウンター内の店員さんは、水がコップからなくなる状況を見過ごすことなく、すぐに注いでくれるのです。
ここは時間差なしです。
水を飲む→注いでくれる→飲む→注いでくれる、、、、、永遠のループ。
その注ぐスピードは超速いんです。
しかも無言で。
いい仕事していると思います。
以上をまとめると、インデアンカレーの肝は、甘辛の時間差攻撃に対して、時間差なく水を注ぐという、この真剣さ。
ぜひ楽しんでいただきたい、大阪カレーの逸品です。
ではまた、孤独にね・・・。