コロナ渦以降では、久々の東京出張へ。
5年ぶりでしょうか。
今回、しっかり東京グルメを満喫できましたので、おいおい報告していきたいと思います。
さて、新幹線を利用する旅では、新大阪駅ですえひろの天むすを買って、出発と同時にスーパードライと一緒に味わうのが恒例となっています。
東京まで約2時間半ほどかかるので、ナッツとお茶も購入します。
天むすのこの小さく可愛いサイズ感と、絶妙な塩味がビールに合っておいしいんですよね~。
そして、東京からの帰路では、崎陽軒のシウマイ弁当が定番です。
シュウマイではなく、シウマイですよ。
このシウマイ弁当は大人気なので、東京駅の在来線および新幹線構内にある多くの弁当屋さんで買うことができます。
有名な駅弁は数多くあれど、このシウマイ弁当ほど完成度の高い弁当はないのではと思えるベストセラー商品です。
このお弁当にはメインのシウマイのみならず、多くのおかずがラインナップがされているのが特徴です。
そして、それぞれのおかずの質がかなり高いのです。
それでは、おかずのメンバーを、野球の打順に例えて紹介してみましょう。
1番 ショート タケノコ煮物・・・トップバッターに重要なインパクトがあります。小さい選手ながらもたくさん入っており最高です。
2番 セカンド 玉子焼き・・・甘めの玉子焼きで安心感があります。黄色が映えますね。バントが上手な優しい選手です。
3番 サード マグロの照り焼き・・・味付けがしっかりしていて、しょっぱいのがご飯に合います。そこですかさずビールを喉に流し込むとたまらなくうまいです。守備の要かつクリーンナップの一員として立派な仕事をしてくれます。
4番 ピッチャー シウマイ・・・シンプルかつ飽きのこないシウマイ。まさにチームの主軸、エースでホームランバッターです。
5番 レフト 鳥の唐揚げ・・・揚げ物があると、ビール飲みには嬉しい限りです。長打力があります。
6番 キャッチャー 俵ご飯・・・まさにこのお弁当を牛耳る司令塔であり、ドンと構えています。ちょこっと乗った黒ゴマが何気においしく、もちもちのお米が最高。まさにチームのキャプテンです。
7番 ファースト かまぼこ・・・決して自己主張はしませんが、お弁当に入っていなければ寂しいおかずの一つです。紅白のかまぼこが陣取るとうれしいです。キャッチングの旨さが目立ちます。
8番 ライト あんず・・・異色の存在感が微妙であり、決して上位の打順には上がらないのですが、いわゆるライパチ君として人柄の良さを感じます。
9番 センター 紅ショウガ、昆布の佃煮、カリカリ小梅・・・地味ですが、なくては困る選手です。打順の最後にこれらが存在しないと、ご飯だけ残ったら辛いです。繋ぎのうまいバッターで守備範囲も広いです。
これらメンバーによるラインナップを、新幹線の車窓の風景をのんびり眺めながら、少しずつ食べるのが楽しいです。
すえひろの天むす同様、崎陽軒のシウマイ弁当は、もはや私の新幹線の旅では欠かせない相棒になりました。
「行きは天むす、帰りはシウマイ」が、私の旅のキーワードですね。
では、引き続き、旅は食ナリ!