カツ丼とは、とんかつと甘口の出汁と玉ねぎ(またはネギ)の玉子とじをご飯に乗せたものです。
これ以外のカツ丼は、大人になるまで知りませんでした。
しかし、デミグラスソースをかけた岡山のデミカツ丼や、福井のソースカツ丼などの存在を知りました。
それぞれを現地で食べて、その旨さに驚きました。
しかし、この両者はなかなか関西のお店で出しているところは少なく、食べる機会はほぼありません。
とある友人が、和歌山の田辺での単身赴任中に、あるお店のおいしいソースカツ丼とかけそばのセットがうますぎてはまってしまい、10キロ以上太ったとのエピソードを聞きました。
それを聞いてから、車を飛ばして南紀までソースカツ丼を食べに行って以来、私もはまってしまって、田辺方面に行く際には必ず立ち寄る店の一つになっています。
お店の名前は勝平。
見た目は地味ですが、地元の人に愛されている店で、お昼時は駐車場が一杯になります。
ランチタイムのコアな時間帯を外した方が良さげです。
勝平は、うどんとおそばのお店です。
当然ながら、うどんとそばのメニューが、たくさんありますね。
しかし、勝平ではこちらに注目です。
多くの丼と定食メニューがあります。
ソースカツ丼は単品740円、ミニうどんかそばのセットでも850円と格安です。
ぜひセットで注文しましょう。
これがソースカツ丼セットです。
小鉢2つと漬物が付くのもうれしい。
このかけそばは、しっかり出汁が効いていて外せません。
そして肝心のソースカツ丼ですが、カツは大きなものが2つ乗っています。
メニューには普通のカツ丼もありますが、実は両者のカツの厚さが違います。
ソースカツ丼のカツは薄め、普通のカツ丼のカツは厚め。
この薄さが、ソースカツ丼のタレにマッチするんですよね。
まさに福井で食べたソースカツ丼に似ています。
とってもうまいです。
カツの下にひかれたキャベツの存在がいいですね~。
ソースカツ丼を食べる合間に、かけそばの出汁でリセットしつつ食べ進めるのが最高です。
ではまた、イイものを!