さてさて、〆のラーメンからご紹介しました、松本の卯屋(うさぎや)さん。
投稿の時系列バラバラはご容赦いただき、そろそろメイン料理につき書いていきます。
メインメニューがこちらです。
文字通り信州山ごはんと地酒のお店です。
物価高騰のご時世ながら、ずいぶんリーズナブルな料金設定でありがたい!
メニューを眺めていると全部食べたくなっちゃいますが、まずは一押しの信州の恵をいってみましょう。
小さな容器に少しずつ盛られ、一つ一つの料理に丁寧な仕事がされていました。
野沢菜、川海老、信州サーモンなど10種類(おまけ付き)のおいしい信州山ごはんを味わえて、楽しかったです。
イタリアンの前菜盛り合わせに近い感覚で、こういうメニューは本当にうれしいですね。
そして、おいしい料理には、いいお酒をいただかなくてはいけません。
ビールからスタートしましたが、せっかくですので信州地酒の飲み比べセットを。
本金(創業260年、諏訪の造り酒屋のお酒)と大雪渓(創業125年、安曇野の辛口のお酒)という、2種類の信州のお酒です。
色合いも風味も全く異なる2種類のお酒でしたが、信州山ごはんにとてもよく合いました。
そして信州で忘れてはいけないのは、山菜です。
山菜の一番うまい食べ方といえば・・・・
やっぱり天ぷらですよね!
私、山菜の苦味が大好きなんです。
おまかせの山菜の種類はフキノトウ、ノビル、セリ、タラの芽、カンゾウと書いています。
季節によってかわるようですね。
そしてキノコ料理も避けられません。
一押の食べ方は、やっぱりステーキ、しかも陶板焼きですか~。
5種類のキノコステーキ。
あまり関西ではなじみのないキノコがたっぷりです。
これ熱々でうまかったな~。
キノコの旨味が十分に味わえました。
さて、次は馬刺しといきましょう。
馬刺しは熊本のイメージが強いですが、実は長野は馬刺しの消費量が熊本に次ぐ2位とのことです。
海が無い長野では、魚のお刺し身の代わりに馬刺しを食べていたのでしょうか?
居酒屋では、冷凍を解凍した冷たい馬刺しが出てくることが多いですが、ここは違いました。
新鮮で柔らかくて、おいしい馬刺しでした。
本当にお酒によく合います。
そして変わり種ですが、信州の市田柿を使った柿ミルフィーユも気になってチャレンジしました。
干し柿にバターをサンドしたもので、もちろん今回初めて食べましたが、白ワインとの相性が抜群でした。
ここまで見ていただいてもわかるように、信州料理は基本的に野菜が多くヘルシーですよね。
ほぼ炭水化物なしです。
ですので、この後〆のラーメンを食べるのに罪悪感は少なかったです。
★旅は食ナリ!居酒屋で〆のおいしいラーメンを食す~卯屋(松本市)~:https://ryori-bandai.com/2023/05/15/tabi-usagiya-ramen/
とてもいいお店でした。
また松本に行くことがあればリピ確定です。
GW中ということもあって、かなり事前に予約を取っておいて正解でした。
夕方5時の開店と同時に入ったのですが、滞在2時間の間、お客さんが次々と(10組以上)来られても、予約客で一杯で断っていた状況で、たいへんな人気ぶりでした。
小さなお店なので予約は必須です。
ではまた、旅は食ナリ!