オイルサーディンと並んで馴染みがなかったのがコンビーフの缶詰。
コンビーフをどう使っていいのかがわからなかったことが一番の理由です。
そして、特殊な缶詰の形態をしていたのがノザキのコンビーフ。
あまりにも有名なパッケージですが、鍵の形をしたもので缶を巻き取っていく形式でした。
コンビーフは食べたことがなくても、この缶詰のオープン形式に興味がありました。
しかし、最近この巻き取り缶は廃止となりました。
代わりに、柔らかめの容器でフィルムをはがす形式になり売られています。
つまり缶詰ではなくなったのです。
巻き取り方式より圧倒的に開封は便利になりましたが、ないものねだりであの巻き巻きしていたのが懐かしく思えます。
缶詰ではなくなってしまったコンビーフを、最近頻回に使うようになりました。
理由は、このオツまみを作るようになったからです。
それが、ドラマの『侠飯~おとこめし~』の中に登場したコンビーフポテトです。
カンたんかつおいしく、余ったじゃがいもを利用できます。
●材料:じゃがいも、コンビーフ
●準備:バター、オリーブオイル、黒胡椒、醤油
●作り方:
①しゃがいもを適当な大きさに切り、しばらく(5分くらい)お水に浸けておきます。
②水を捨ててじゃがいもを耐熱容器に入れて600Wで2分程度温めて少し柔らかくします。(この工程を省略したい場合は、しゃがいもを薄く切っておけばOKです。)
③フライパンに、オリーブオイル少々にバターひとかけらを入れて熱し、じゃがいもを投入して炒めます。
④じゃがいもに少し焦げが付いたら、コンビーフを投入し、つぶしながら混ぜて炒めていきます。
⑤醤油少々を投入し、全体を混ぜ合わせてお皿にも盛り付け、黒胡椒(お好みでパセリも)をパラパラ振ればできあがり。
じゃがいもだけでは物足りなくって、かといってミンチなどのお肉を使うのは少々手間がかかるし、コンビーフは常備しておけるので作りやすいオツまみになりました。
ビールにも赤ワインにもとてもよく合います。
ぜひ作ってみて下さい。
では引き続きオツまみ4品目を!