いただきものの生八つ橋。
京都のおみやげとして、あまりにも有名です。
修学旅行でも、購入した記憶があります。
しかし、生八つ橋って一体何なんでしょう?
生というくらいだから、もとの八つ橋がそもそもの原点かと思います。
もとの八つ橋っていうのは硬いお菓子ですが、なんとなく子供の頃からお菓子なのに少々苦手なイメージでした。
調べると、八つ橋の材料は、米粉、ニッキ、砂糖です。
このニッキの味が、子供の頃は得意ではなかったのですね。
そして、これらを混ぜて堅焼き煎餅にしたのが、原点の八つ橋。
では、八つ橋っていう橋の形に成型したのが名前の由来でしょうか?
少し調べてみると橋ではなく、江戸時代の作曲家で琴の名手であった八橋検校(やつはしけんぎょう)に由来らしいです。
死後に彼を偲んで琴に似た形をした堅焼きせんべいが作られたため、この名前になったと言われているようです。
八橋さんが弾いていた琴に由来が正解でした。
その八つ橋の生地を焼かずに成型したものが生八つ橋です。
当然堅焼きの八つ橋より歴史はずっと浅く、あんこ入りはさらに最近派生したものとのこと。
最近は生地に抹茶などを加えたものもよくみかけますよね。
江戸時代から続く歴史あるお菓子、八つ橋。
そして最近になって誕生した生八つ橋のあんこ入り。
由緒正しいお菓子で、時代によって変遷しずっと京都みやげとして人気なのはうなづけました。
私はあんこ入りの生八つ橋は大好きです。
ではまた、チョコっとね!