長崎・佐世保から武雄温泉に移動、ここは佐賀県ですね。
実は今回の旅で一番楽しみにしていたお店に行くことができました。
福岡から武雄温泉駅前に店を移転させてまだ約1年足らずのお店「ワイン食堂Cobacini」さん。
ネットでふと見かけてたどりついたお店で、平屋の建物紹介のYoutubeを見て、なんと素敵!と思ってすぐに予約をしました。
★【平屋│ルームツアー】家事楽動線が詰まった理想の間取り│店舗付きのオシャレが詰まったお家│26坪・3LDK|エコワークス:https://www.youtube.com/watch?v=WPcjTJjI0pY
お店と住居が繋がっていて、とてもおしゃれで機能的に作られています。
レストランスペースはカウンター6席とテーブル席8席のお店で、ゆったりした造りの空間になっています。
ぜひこのオープンキッチンのカウンターに座って、料理を作るところを見ながら食べてみたいと思いました。
武雄温泉駅から鉄道路線沿いに徒歩5分程度、開放的な雰囲気のお店がありました。
ランチメニューの詳細は後述しますが、とにかく気持ちのいいお店でした。
手際よく料理を作るご主人は、お客さんの食べるペースに合わせながら料理の準備をし、とてもいい動きをされていました。
そして、サイドで料理やとワインのサーブや各テーブルのマネージメントをする奥様。
ご主人と奥様の仕事ぶりを見るのが楽しいです。
実はこれが見どころかも?
そして、アルバイトの女の子も1名入っており、夫妻の仕事哲学がきっちり伝承されている仕事ぶりでした。
外国人客にも、余裕の英会話でサービスされていました。
店全体に拡がる和気あいあい感とともに、忙しい中での適度な緊張感もあり、とにかくお客さんに楽しんでもらう気満々のお店だとすぐにわかりました。
スタッフが楽しく仕事をされているお店は、絶対に間違いはないと思っています。
もし近くにあったら、必ず行きつけにしたいと思えるお店でした。
それでは、料理を紹介していきましょう。
ランチメニューはこちら。
ランチの基本は、11時30分~と13時00分~の予約の2部制のようです。
まずは前菜の盛り合わせから。
小皿に10種類の前菜が少しずつ盛り合わせになっています。
一つ一つ手間をかけて丁寧に作られているのがわかり、見た目が楽しく、そしておいしい。
この一皿でも、武雄温泉まで味わいに行く価値があります。
もちろん、ワインによく合います。
満席で忙しい中でも、ソムリエ資格を持つ奥様が、おすすめワインの説明を丁寧にしてくれました。
パンは2種類。
当然、おかわりしました。
自家製生パスタは3種類。
クリーム系、オイル系、トマトソース系から選べます。
私は『パンチェッタと蕾菜のクリームソース』を選択。
蕾菜というのは関西ではあまり聞きなれませんが、博多の春野菜でおいしいです。
これに旨味抜群の生ベーコンと自家製パスタで、おすすめいただいた白ワインがさらにすすみました。
メインは『ありた鶏の黒こしょう焼』
ありた鶏は抜群の焼き加減で、ジューシーなお肉の味はもちろん、ソースがめちゃうまでした。
デザートもかわいくおしゃれです。
大満足して、これで終わりかなと思いきや・・・・・・
丸くてかわいい透明の容器に入ったジェラートが出てきた!
少しタイミングをずらしてサーブするところは、さすがの演出です。
最初から最後まで、ずっとゆったりした気持ちで食事と店の雰囲気を楽しめました。
いいお店というのは、おいしい料理を出すだけではなく、店の雰囲気(外側も内側も)、スタッフの対応、仕事の丁寧さ、気配りなどの総合力が問われるということがよくわかりました。
こういうことは、自分の仕事にもあてはまるかもしれないと気づき、たいへん勉強になりました。
またいつか、必ず行ってみたいお店です。
では引き続き、旅は食ナリ!