うどん、そばなど麺類が好きで、もちろんスパゲッティーなどパスタ料理も大好きです。
イタリアンやピザを食べに行った際、パスタがメニューにあることは普通です。
その際、どのパスタを注文するかの私の選択基準は、なるべく家では作れないものを基準に考えます。
家で作れるパスタの代表は、シンプルなペペロンチーノだと思います。
もちろんシンプルだからこそ、専門店で作られるものがおいしいというご意見もあります。
しかし、ペペロンチーノは材料の準備がほぼ必要なく、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪とお気に入りのパスタ(乾麺)が揃っていれば作ることができるからです。
いろいろなプロの方が作るYoutubeを見ていると、ペペロンチーノを作る際に重要な共通事項があります。
まず第1に、オリーブオイルとニンニクと鷹の爪をフライパンに入れたあと、ごく弱火でゆっくり火を入れていくということです。
いきなり強火にしてしまうと、ニンニクが焦げてしまいます。
ゆっくり火を入れることでニンニクのうま味と唐辛子の辛みがオイルに移動するのです。
第2に基本の味付けはパスタのゆで汁の塩味で付けるということです。
パスタを茹でる際にはかなり多くの塩を入れます。
その茹で汁をお玉にすくい、ニンニクと鷹の爪のオイルに多めに入れて伸ばします。
これを乳化というらしいです。
第3に麺はアルデンテで表示時間の1分前に上げるのは当たり前ですが、上記第2の中に麺を投入してしばらく乳化したゆで汁を吸わせるので、1分よりもさらに前に上げておくのもコツのようです。
基本のペペロンチーノができれば、あとは具材はお好みでいろいろアレンジできるのでバリエーションが広がります。
今回はオイルサーディンを使いましたが、キノコ類やベーコンやキャベツやレタスなどの葉物野菜などいろいろなものでアレンジができます。
ではカンたんにレシピを。
●準備
・乾麺(スパゲッティー、太さはお好みで)
・オイルサーディン(缶詰)・・・常備しておくと便利です。
・レタス
・オリーブオイル
・ニンニク・・・もちろん私は桃屋きざみにんにくを常備しているのでそれを利用します
・鷹の爪・・・これも袋入りの輪切り唐がらしを常備しています
・コンソメ顆粒・・・上記第2のコツに夏海冬流の勝手なアレンジを加えてるのですが、少し入れるとうまいです。
・黒コショー(お好みで)
●作り方
1.フライパンにオイルサーディンのオイル+オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて弱火でゆっくり火を入れていきます。
2.同時に麺を茹でていきます。
3.1の火が入って十分にオイルに味がうつった時点で2のゆで汁を多めに加えます。
4.そこにオイルサーディンを入れてヘラで少しつぶします。
5.コンソメ顆粒を少々、レタスを投入します。
6.茹で上がり1分30秒くらい前にパスタを引き上げ、4に投入します。
7.少しゆで汁を吸わせ、お皿に引き上げます。
8.ネギをかけ、最後に黒コショーをパラりと振って完成。
これ相当うまいですよ!ワインに合います。
ではまた、カンたんに!