●東東亭 香川県三木町: 天津飯600円、チキンライス600円、野菜炒め肉入500円、焼きめし600円(税込み)
わがソウルフードの聖地巡礼。
香川県三木町、香川大学農学部キャンパスの東側にある東東亭(とんとんてい)へ。
学生に愛される、真の町中華の名店である。
シャッターが微妙に降ろされており、一見閉まっているようにも見えるが、この状態でちゃんと営業中なのだ。

今回注文するのは、私の定番である東東亭ご飯もの三種と、豪華版肉入メニュー。
それは、天津飯、チキンライス、焼きめし、野菜炒め肉入だ!
いつものことながら、メニュー表の価格に驚く。
以前に比べると若干値上げはしたとはいえ、それでも心配になるくらいの安さである。

さて、東東亭の注文率ナンバーワン人気メニューは、おそらく天津飯で間違いないだろう。
しかも、大の注文率がきわめて高い。
たった100円アップで大になるのだから、学生はあたり前のように大サイズだ。
ちなみに今回は、ごはんものを3つ注文するので大を食べるのは少々厳しく、泣く泣く小サイズとした。
それでも、このサイズで小なので、大はびっくりする大きさなのである。

一見すると普通の天津飯と同じように見えるが、実は全く違うものである。
他の店では決して食べることのできない、唯一無二の天津飯なのだ。
あんは関東風の甘口ではなく、醤油にコショーやごま油が効いたしょっぱいタイプである。
あんの中には、豚肉、キャベツ、人参などが入り、玉子の下にもキャベツが存在する。
キャベツの甘味が、しょっぱいあんに対する強烈なパンチとなり、独特のうまさが口中に拡がる。
今回も変わらぬ味でうますぎた。

そして、自分の中でのナンバー2はチキンライスだ。
パラパラではなく、ねっとり系のチキンライスは、玉ねぎの食感とよく炒められた鶏肉のうまさ、ケチャップの甘さが最高である。
東東亭の天津飯のポイントがキャベツの甘さであるように、東東亭チキンライスのポイントは玉ねぎの食感のような気がする。
自宅で再現しようと何度か試みたが、なかなか同じ味には作れない。
それが炒め方によるのか、使う調味料によるのかはわからないが、なかなか東東亭風にはできないのだ。

スプーン上に見える、ケチャップライス、玉ねぎ、鶏肉、グリーンピース。
これらが一体となり、たまらないうまさとなる。

そして、私のナンバー3は、焼きめし。
チャーハンではなく、まさに焼きめしという感じだ。
天津飯やチキンライスに比べると、私自身の注文率は若干低かったものの、焼きめしも定期的に食べたくなる味なのである。

玉子、ハム、ネギ、人参、そして油にコーティングされたごはん。
東東亭の焼きめしは、パラパラ系でもねっとり系でもしっとり系でもなく、ふんわり系と言うのが適切だ。
味付けは、天津飯やチキンライスと比べるとマイルドで優しい。
ふんわりで優しい、これが東東亭焼きめしのうまさのポイントだと思う。

そして、野菜炒め肉入。
メニューに野菜炒めの肉なしと肉入りがラインナップされている店は、東東亭以外で見たことがない。
お金が無い時は安い肉なしで、お金がある時は贅沢に肉入りにすることができる。
こういうところにも、東東亭が学生の強い味方であることがよくわかる。
ただし肉入りは+100円だけで、びっくりするくらいの豚肉が追加されコスパ抜群なのだ。
肉なしと肉入り、実際はどちらがお得かは明白だ!

昭和〜平成〜令和と続く東東亭は、値上げがわずかにとどまり、安くてお腹いっぱいになる超優良店。
二年ぶりに訪問するも、おいしさは変わらず最高だった。
ごちそうさまでした!


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