●大窪寺八十八庵風打ち込みうどん
旬の自家栽培の里芋をいただいたので、さて何を作ろうかと考えました。

里芋煮っころがし、芋煮……あ、打ち込みうどんがある!
打ち込みうどんは、讃岐うどんの食べ方のひとつ。
里芋をはじめ、大根、人参、ごぼうなどの野菜に、油揚げ、ネギ、豚肉を加え、白味噌仕立てで煮込んだ中に讃岐うどんが入っています。
打ちたてのうどんを茹でずに、生麺をそのまま野菜と一緒に「ぶっ込んで」煮こんで行くのが、基本の打ち込みうどん。
四国八十八ヶ所の最後、八十八ヶ所目の大窪寺前にある「八十八庵」の打ち込みうどんが有名です。
★八十場庵公式HP:https://www.yasobaan.jp/
里芋以外の具材が、たまたま冷蔵庫に揃っていたので、八十八庵風に作ってみました。
寒くなってきたこの季節、具だくさんの栄養たっぷりでおいしく、体があたたまります。
レシピは以下のとおり。
●準備

・讃岐うどん(生麺はそのまま、もしくはゆでて水でしめておく、冷凍讃岐うどんは解凍しておく。本来の打ち込みうどんは、先述のごとく打ちたて生麺をそのまま野菜などと一緒に煮こんでいきますが、なかなか家庭では難しいと思います。冷凍讃岐うどんでも十分おいしくできます。)
・野菜(里芋、大根、にんじん、ごぼう:冷凍ささがきごぼうが便利、青ネギ)
・豚肉(私はふるさと納税でいただく元気豚を使用、バラ凍結でとても使いやすくかつおいしいです)
★カンタン!<担々麺用肉味噌>千葉県多古町ふるさと納税でいただける、バラ凍結の豚肉は便利です:https://ryori-bandai.com/2024/08/04/kantan-nikumiso/

・油揚げ
・白味噌(好みで合わせ味噌などでも)
・だし汁(イリコ、かつお、昆布、讃岐風ならイリコダシ)
・七味
・山椒

●作り方
1.昆布とカツオ、いりこでダシを取ります(今回イリコが無かったのであごだしパウダーを使用)


2.大根と人参はいちょう切りにし、ささがきごぼう、里芋をダシに入れ茹でていきます(里芋は皮をむき、あらかじめ下茹でしてもいいし、ねっとり感が出た方が打ち込みっぽいので、そのまま煮込んでも大丈夫です)。

3.野菜に火が通ったら豚肉と刻んだ油揚げも投入します。この時アクをこまめにすくいましょう。

5.全体に火が通ったら、うどんを入れ、味を見ながら味噌を溶いていきます。

6.仕上げに長めに切った青ネギをのせ、山椒を振れば出来上がり。
なんてカンたん!

熱々のうちに食べれば、体も温まり、野菜もたっぷりとれて栄養満点、とってもおいしいです。

打ち込みうどんのポイントは、里芋は必ず入れること。
最後の長めの青ネギと山椒は、八十場庵っぽい感じになるのでぜひ使いましょう。


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