●厚切りとんかつよし平 和歌山バイパス店 和歌山市: 熟成180gロースかつ膳 1890円(税込み2079円)
和歌山のとんかつを語る際に、トマトソースのとんちゃん系と、デミグラスソースのデミ系に分類されることは、これまで私のブログで述べてきました。
★孤独に・・・<フジマル:ロース&ヘレ合盛り定食>トマトとデミの両方を楽しむ:https://ryori-bandai.com/2025/04/21/kodoku-fujimaru-aigake/
これらはいずれも洋食系で、とんかつの上にあらかじめソースがかけられています。
しかし和歌山には、あらかじめソースがかけられていないとんかつもあります。
お皿の金網の上にとんかつが乗せられてくるお店です。
比較的全国チェーン店に見られるタイプであり、キャベツや味噌汁、ご飯のおかわりができる店が多い印象です。
ソースは卓上で、すり鉢に入った胡麻をすり、甘口や辛口のソースをミックスします。
今回紹介するよし平は、まさにこの金網タイプで、ソース別のとんかつ専門店。

てっきり全国チェーン店だと思っていたら、なんと和歌山の紀南で発祥した歴史あるお店でした。
ホームページによると、厚切りとんかつよし平としては最近のようですが、もともとの起源は昭和8年に新宮で創業した丸信食堂とのこと。
チェーン展開は和歌山メインであり、最近では関東圏に数店舗オープンしているようです。
これは、和歌山とんかつ分類の一つとして「金網系(ソース別)」を認知しておく必要がありそうですね。
よし平の一押しは厚切り熟成ロース。

熟成180gロースかつ膳を。

ソースは金網系のごとく、すりごまにソースをミックス。
マスタードもしっかりと。

その名の通り、厚切りですね。

このロース、めちゃくちゃ柔らかいです。
しかも、ロースのおいしさの脂までおいしく柔らかいです。

ご飯、キャベツ、みそ汁はしっかりおかわりします。

もちろん卓上の梅干し、お漬物もおかわり。

和歌山の金網系とんかつ、おすすめです。


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