巣鴨の喫茶店、伯爵のアイスコーヒーが気に入ったことと、オリジナルのドリアを朝から食べることができるとのことで3日目の朝もリピしました。
2回目は、表通りの入り口からではなく、裏口からのアプローチで。
こちら側の方が、昭和の庶民的な喫茶店のイメージがありますね。
置かれている自転車に、哀愁があります。
ドリアに関しては、思い出があります。
グラタンを初めて食べたのが、その昔小学生の頃。
料理上手な伯母が作ってくれて食べたのですが、あまりのおいしさにドカンと衝撃が走りました。
それからしばらくは何かと言えば、グラタンを食べたいと言うようになりました。
しかしその頃、まだ私はドリアの存在を知らなかったのです。
大学生になり、ターミナルの駅前に大きいサイズのメニューが大人気の喫茶店がありました。
そのラインナップは、ジャイアントピラフ、ジャイアントスパゲッティー、そしてジャイアントドリアでした。
常にお腹の空かせた大学生にとって、量がたっぷりのジャイアントメニューはキラキラ輝いて見えていました。
ピラフやスパゲッティーはどんなものは当然知っていましたが、ここでドリアという名称を初めて見て、これは何なんだろうと不思議に思った気がします。
店の前にあるショーケースのサンプルを見ると、グラタンのような見栄えの料理でした。
まさか、その下にライスが隠れていたとは予想外でした。
グラタン好きな私が、ドリアを嫌いなわけがありません。
ホワイトソースとチーズとバターライスのハーモニー、しかもジャイアントサイズを食べるのは、幸せの極致でした。
以後、その喫茶店に行くたびに、ジャイアントドリアばかり食べていました。
現在はもう、この喫茶店は閉まってしまい、食べることはできません。
しかし、ドリアは私にとっては懐かしい思い出の料理なのです。
さて、伯爵のオリジナルドリアはこちらです。
ピーマンの配置が、なんだか目と口のような表情のように見えるのが可愛くて笑えます。
そしてこのドリア、とてもおいしかったです。
ソースとチーズの味が最高。
食べ進めるごとにうまさを感じるドリア。
朝から食べる価値ありです。
もちろん、アイスコーヒーの渋みもGood。
やはりこのカップがいいんですよね。
透明なグラスより100倍おいしく感じます。
近くにあれば通いたい喫茶店、また巣鴨に来た際は立ち寄らせていただきます。
ではまた、旅は食ナリ!